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J-GLOBAL ID：201602270454418859   整理番号：16A0683144

J-PARC RCSのレーザー荷電変換入射の可能性

Feasibility Study on Laser Stripping Injection for J-PARC RCS

著者 (4件)： 山根功 ,  原田寛之 (日本原子力研究開発機構) ,  PRANAB Saha (日本原子力研究開発機構) ,  加藤新一 (日本原子力研究開発機構)
資料名： 加速器  (Journal of the Particle Accelerator Society of Japan)
巻： 13  号： 2  ページ： 80-90  発行年： 2016年07月31日 
JST資料番号： L5541A  ISSN： 1349-3833  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 400MeVのH^-ビームをリング加速器に荷電交換入射する場合,H⁰原子の電子を直接または一旦第一又は第二励起状態へ励起した上で剥離する必要がある。このとき,約10eV以上の光子が必要である。本論文では,放電励起エキシマレーザや電子ビーム励起エキシマレーザをレーザ蓄積リングに搭載する可能性について検討した結果を述べた。まず,光イオン化の素過程の物理について述べた。次に,H⁰ビームの運動量拡がりを抑えるための対策を論じた。また,J-PARCのRCSにレーザストリッピングを適用する時の課題と対策を論じた。さらに,Nd:YAGレーザ蓄積リングを紹介し,最後に,Xeエキシマレーザについて述べた。

シソーラス用語： *負イオンビーム ,  *エキシマレーザ ,  電子ビーム ,  光イオン化 ,  研究施設 ,  *シンクロトロン ,  ビーム入射 ,  結合エネルギー ,  エネルギー密度 ,  レーザ増幅器 ,  原子励起 ,  ストリッピング ,  Stark効果 ,  ストレージリング ,  J-PARC
準シソーラス用語： *レーザストリッピング

分類 (1件)： 円形加速器  (BE02020X)

引用文献 (12件)：

• K. Omidvar, Atomic Data and Nuclear Data Tables 28, 1-20 (1983).
• L. M. Branscomb, "Physics of the One-And-Two-Electron Atoms", edited by F. Bopp and H. Kleinpoppen, North-Holland, (1968).
• A. J. Jason, D. W. Hudgings and O. B. van Dyck, IEEE Transactions on Nuclear Science, Vol. NS-28, No. 3, June (1981).
• D. S. Bailey, J. R. Hiskes and A. C. Riviere, Nuclear Fusion 5 (1965).
• V. Danilov et al., PRST-AB, 10, 053501 (2007).

タイトルに関連する用語 (4件)： J-PARC ,  RCS ,  レーザー ,  可能性