抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本稿では,情報システム子会社における人事制度のありかたについて考察する。情報システム子会社は,技術の専門家集団として位置づけられるものの,コストセンターからプロフィットセンターへの変革が求められている。その人事制度は,親会社の人事制度を踏襲することが多いが,必ずしも自社に合っていないことがある。とくに,スキルの陳腐化が速いため,年功的な処遇との相性が良くない。IT業界を取り巻く環境は,技術革新・イノベーションが激しく,最近では,金融サービスの創出や,人工知能の活用など,従来と異なる技術・サービスの登場に枚挙の暇がないほどである。こうした中で,業務のコンサルティング力やソリューション提案力を発揮する役割が高まっている。社員に対して,事業戦略を意識した行動を促すとともに,適切な処遇を実現するような人事制度の見直しが求められる。