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J-GLOBAL ID：201602270876149824   整理番号：16A0730720

非常に酸化的な環境汚染物質によるDNA損傷

DNA Damage by Highly Oxidizing Environmental Pollutants

著者 (6件)： NOWICKA Anna M. (State Univ. New York at Potsdam, New York, USA) ,  NOWICKA Anna M. (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  KOWALCZYK Agata (State Univ. New York at Potsdam, New York, USA) ,  KOWALCZYK Agata (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  MATYSIAK Edyta (Univ. Warsaw, Warsaw, POL) ,  HEPEL Maria (State Univ. New York at Potsdam, New York, USA)
資料名： ACS Symposium Series (American Chemical Society)  (ACS Symposium Series (American Chemical Society))
号： 1200  ページ： 279-299  発行年： 2015年 
JST資料番号： H0588B  ISSN： 0097-6156  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クロム化合物は,鎖切断および窒素塩基の酸化の様な,DNA損傷を生じる,主な発癌性物質として認識されている。クロムは天然にはCr(III)およびCr(VI)として存在し,Cr(VI)は,短期変異原性試験で変異誘発作用を示すが,Cr(III)は示さない。クロムの遺伝毒性には,Cr(VI)のCr(III)への還元が関わることが示されている。Cr(VI)の還元機構は,文献で広く考察されている。電気化学的水晶ナノ重量測定,線形走査ボルタンメトリー,原子間力顕微鏡およびUV-可視分光を用い,異なるCr分子種と二本鎖DNAとの反応を検討した。DNA損傷は,Cr(VI)およびCr(V)により生じることを見出した。

シソーラス用語： *汚染物質 ,  DNA損傷 ,  *クロム化合物 ,  *発癌物質 ,  遺伝学実験技術 ,  *変異誘発 ,  *遺伝毒性 ,  ボルタンメトリー ,  原子間力顕微鏡 ,  DNA【核酸】 ,  酸化
準シソーラス用語： *環境汚染物質 ,  変異原性試験 ,  二本鎖DNA

分類 (2件)： 発癌機序・因子  (GE02020C) ,  金属及び金属化合物の毒性  (GZ02022V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 酸化 ,  環境汚染物質 ,  DNA損傷