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J-GLOBAL ID：201602271132801962   整理番号：16A0487640

十勝岳山麓大正泥流の到達時間・被災度の情報を加えた災害実績図

Disaster map of the Taisho volcanic mudflow informing the arrival time and the level of damage after the eruption of Mt. Tokachi in 1926

著者 (4件)： 南里智之 (北海道 建設部) ,  山田孝 (三重大 大学院生物資源学研究科) ,  笠井美青 (北大 大学院農学研究院) ,  丸谷知己 (北大 大学院農学研究院)
資料名： 砂防学会誌  (新砂防)
巻： 69  号： 1  ページ： 12-19  発行年： 2016年05月15日 
JST資料番号： G0196A  ISSN： 0286-8385  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1926年5月,十勝岳の噴火に伴って大正火口付近から発生した火山泥流は河川を流下して,下流の村々に到達し,死者144人という大被害をもたらした。本研究では,大正泥流火災で最も犠牲者が多かった富良野川沿いの泥流流下及び氾濫域を対象として,流体力に基づく被害程度の予測を試み,従来の流下・氾濫範囲のみの災害実績図に各被災度の範囲を示すと共に,到達時間と流下ルートの情報を加えて1枚に表示した。

シソーラス用語： 北海道 ,  火山 ,  *火山泥流 ,  *自然災害 ,  噴火活動 ,  時間 ,  度 ,  評価 ,  地図作成 ,  *地図 ,  *火山災害 ,  十勝岳 ,  *被災度評価
準シソーラス用語： *災害実績図 ,  到達時間 ,  被災度

分類 (2件)： 自然災害  (RA02030M) ,  一般,砂防工学  (RC12010B)

引用文献 (22件)：

• 新谷融・清水収・西山泰弘(1991):十勝岳火山山麓における火山泥流と土砂害の発生履歴に関する研究,北海道大学演習林研究報告48,No.1, p.191-232
• 東三郎(1991):砂防学概論,鹿島出版会,254pp.
• 北海道土地改良課(1926):上富良野災害整理区域平面図(5千分の1)
• 猪狩源三(1940):十勝岳爆発泥流に関する調査成績,北海道農事試験場報告39,136pp.
• 石川俊夫・横山泉・勝井義男・笠原稔(1971):十勝岳-火山地質・噴火史・活動の現況及び防災対策-,北海道防災会議,136pp.

タイトルに関連する用語 (7件)： 十勝 ,  山麓 ,  泥流 ,  到達時間 ,  被災度 ,  災害 ,  実績