抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
生鮮野菜の中で最も輸入量の多いタマネギの輸入品のほとんどが加工・業務用として利用されているので,北海道ではこの用途へのタマネギの販売と輸出の促進を目指し,生産コストの低減に努力している。その手段の1つである直播栽培は気象条件などによる収量の年次変動の大きいことが問題である。そこで,畦幅を30cmから24cmに縮小し,播種条数を4条から5条に増やすことによって単収を確保する栽培法を検討した。収穫球数が多いほど球肥大が劣るので,平均1球重を200gとするための株立ち数は3400~3900株/aが適当であることがわかった。この株立ち数を得るために必要な播種粒数は3800~4200粒/aである。タマネギバエ防除,出芽および初期生育促進のための不織布べたがけおよび品種選択も含めた「タマネギ直播栽培体系(2016年改訂)」を記載した。