抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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托卵とは同種もしくは多種の鳥の巣に卵を産みつけ,仮親に餌をもらって育ててもらい,巣立っていくものである。本稿では,北海道で托卵を行うカッコウ,ツツドリ,ジュウイチおよびホトトギスが森林環境に生息する意味を,次の項目に沿って記述した。1)特徴的な食性と主な托卵宿主,2)北海道で繁殖するツツドリの特徴,3)ツツドリの繁殖成功率と宿主への影響,である。托卵鳥の利用方法としては,托卵鳥が繁殖できる森林は,宿主となる鳥類の生息環境がしっかり残っていることを示す指標種としてである。