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J-GLOBAL ID:201602272072264586   整理番号:16A1200523

iTRAQ結合LC-MS/MSを用いるラットにおけるびまん性軸索損傷バイオマーカーを同定するための定量的プロテオミクス解析

Quantitative proteomics analysis to identify diffuse axonal injury biomarkers in rats using iTRAQ coupled LC-MS/MS
著者 (13件):
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巻: 133  ページ: 93-99  発行年: 2016年02月05日 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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びまん性軸索損傷(DAI)は外傷性脳損傷(TBI)中かなり一般的であり,高死亡率と関連している。DAI患者の早期診断,適切な治療決定および正確な予後評価を行うことは,まだ臨床医にとって難問を突き付けられている。頭部外傷後の軸索損傷の詳細な機構はまだ明確にしておらず,信頼できるバイオマーカーはDAI早期診断に利用できない。従って,本研究では,相対および絶対定量用同重体標識(iTRAQ)に基づく蛋白質同定/定量化アプローチとともに確立されたDAI動物モデルを使用した。対照群,疑似群,疑似損傷群および損傷群の間で異なって発現された蛋白質,損傷直後に死亡した動物および損傷後1h,6h,1d,3dおよび7dで偽性にした動物を用いて,iTRAQ連結LC-MS/MSを用いて定量されるラット脳蛋白質発現の変化を同定した。合計1858の蛋白質が同定され,定量され,比較分析により,さらなる検査を保証した10の候補蛋白質を同定した。10の候補DAIバイオマーカーのうち,4つの蛋白質,クエン酸シンターゼ(CS),シナプトソーム結合蛋白質25(Snap25),微小管結合蛋白質1B(MAP1B)およびRho結合蛋白質キナーゼ2(Rock2)は,その後のウェスタンブロットおよび免疫組織化学分析により確認した。本研究はDAIの病態生理学的機構に関する洞察を与える可能性があるいくつかの新規バイオマーカーを同定しただけでなく,脳組織研究におけるiTRAQに基づく定量的プロテオーム解析の実現可能性を証明した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  蛋白質・ペプチド一般  ,  生物科学研究法一般 

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