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J-GLOBAL ID:201602272105483848   整理番号:16A1297517

津波浸水域の土地利用履歴にもとづく土地活用の方向性 宮城県山元町花釜地区を事例に

Historical Perspectives on the Future Land uses of Tsunami-affected Areas The Case study of Hanagama District, Yamamoto, Miyagi
著者 (3件):
資料名:
巻: 35  号: 論文特集号  ページ: 161-166  発行年: 2016年11月20日 
JST資料番号: Y0829A  ISSN: 0912-9731  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,宮城県山元町花釜地区を対象に,東日本大震災の津波浸水域における津波被災前後を含む土地利用の現況と土地利用履歴を解明し,今後の津波浸水域の土地活用の方向性を検討した。このため,3時期の土地利用についてGISを用いた土地利用解析を実施した。その結果,震災前の2010年にかけて,地区内では宅地化と農地の耕作放棄が進行し,2010年時には,建物用地(住宅地)が地区内の約3割を占めるようになったことが分かった。震災から3年が経過した2014年時においても,地区内の5割強が荒地である。今後の花釜地区の土地利用を考えていく上で,現況で地区の約5割を占める荒地を如何に管理,利活用していくかが大きな課題である。居住等の利用は浜堤部を優先し,後背湿地部は,水田や緑地などの利用に誘導していくことが有効である。
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分類 (3件):
分類
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土地利用一般,地域制  ,  農業土木  ,  自然災害 
引用文献 (10件):
  • 1) 復興庁:「公共インフラの本格復旧・復興の進捗状況(平成28年1月末時点)」http://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat1/sub-cat1-2/20160229_FukkoShihyo.pdf,2016年5月18日
  • 2) 橋本禅(2012):震災復興と土地利用計画,農村計画学会誌,31(1),37-40
  • 3) 小荒井衛・中埜貴元・岡谷隆基(2015):東北地方太平洋沖地震による仙台平野・石巻平野の津波被災度と地形・土地利用の関連,地学雑誌,124(2),211-226
  • 4) 大澤啓志・七海絵里香(2015):仙台平野中部亘理町逢隈地区のイグネの特徴と津波の影響,ランドスケープ研究,78(5),755-760
  • 5) デイビット・スプレイグ(2015):東北地方津波被災地の時系列土地利用情報の公開と活用に関する一考察,ランドスケープ研究,78(5),583-586
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