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J-GLOBAL ID:201602272452629507   整理番号:16A1390527

日本東部,三陸海岸に沿った夏季の津軽暖流と親潮の間の前線を横断する微細構造と混合

Fine-scale structure and mixing across the front between the Tsugaru Warm and Oyashio Currents in summer along the Sanriku Coast, east of Japan
著者 (7件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 23-37  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: G0159B  ISSN: 0916-8370  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2013年7月に,津軽暖流(TWC)と親潮流の間の前線を横断する高解像度の船上観測を行った。前線帯内での微細構造は,航行中に典型的は水平間隔である2~3海里で展開した,電気伝導度-温度-水深プロファイラによって捉えることに成功した。前線は,水温と塩分の亜表層から大陸棚上までに広がる著しい水平勾配によって特徴づけられた。この前線の層に沿って,内部波の最小周波数が局所での慣性周波数よりも大幅に低くなった。これは,主に地衡流速の強い鉛直シアに起因する。乱流エネルギー散逸率ε(鉛直拡散係数Kρ)は,フロントに沿って頻繁に上昇し,また沖側で3×10-8W kg-1(10-4m2s-1)まで上昇した。これは,強いシアのバンド内で低周波の内部波を閉じ込める”内部波の煙突”に起因する可能性がある。大陸棚上のTWCの岸側では,ε(Kρ)が10-6W kg-1(10-3m2 s-1)を超える強い混合も観察された。前線領域の水柱の大部分は,二重拡散のために適した条件をもたらした。中程度の乱流を伴ういくつかの層では,二重拡散を示す温度微細構造が観察された。前線周辺の活発な混合プロセスは,TWCの下流の特性を修正する可能性があり,岸沿いの環境において緯度勾配を形成する可能性がある。Copyright 2015 The Oceanographic Society of Japan and Springer Japan Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 

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