文献

J-GLOBAL ID：201602272786619628   整理番号：16A0847519

2016改訂原子スペクトル分析:X線蛍光分光法とその応用での進歩の総説

2016 Atomic Spectrometry Update - a review of advances in X-ray fluorescence spectrometry and its applications

著者 (6件)： West Margaret (405 Whirlowdale Road, Sheffield S11 9NF, UK. [e-mail]) ,  Ellis Andrew T. ,  Potts Philip J. ,  Streli Christina ,  Vanhoof Christine ,  Wobrauschek Peter
資料名： Journal of Analytical Atomic Spectrometry  (Journal of Analytical Atomic Spectrometry)
巻： 31  号： 9  ページ： 1706-1755  発行年： 2016年09月 
JST資料番号： C0770C  ISSN： 0267-9477  CODEN： JASPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本総説は,2015年の4月から2016年の3月の間で出版されたX線蛍光分光法に関わる技術の進歩を明らかにする。機器のセクションでの基礎的な寄与は,シンクロトロン放射線源,半導体設計技術,及びその場小型XRF機器の品質の評価を含む。炭素からウランまでの元素の測定のための卓上型TXRFスペクトルメーターは,ng g^-1からμg g^-1までの範囲の実現可能な検出限界を提供することが明らかにされる。応用のセクションでは,XRF技術を利用する広範囲の応用の典型となる概説を示すことを目指し,技術的,又は応用上の革新を特徴付ける論文に重点を置く。調べた試料のサイズは,惑星の水星からアカフジツボの着底段階で分泌されるセメントのナノグラム量までの範囲である。本年の考古学的文化遺産のセクションで,古代の漆喰中のフィラーとしての大麻の利用,及びチューリッヒ(スイス)の中央部での地下駐車場の建設が,紀元前四千年と3千年の7つの新石器時代の遺跡を発掘したことの励みになるニュースについての信頼できる報告を含む。古代の没食子インク中の鉄のX線励起が,壊れやすく,及び/又は開けられない資料の非侵襲的測定(reading)に向けての一過程として示された。本稿の読者からのフィードバックは,大歓迎であり,示されたe-メールアドレスを利用して本総説のコーディネーターと連絡を取ることができる。Copyright 2016 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *原子スペクトル ,  *蛍光X線分析 ,  計測器 ,  検出限界 ,  考古学 ,  資産 ,  惑星探査 ,  シンクロトロン ,  X線検出器 ,  地質学 ,  気候変動 ,  廃棄物 ,  分析 ,  化粧品 ,  薬物 ,  環境分析 ,  携帯型計器 ,  鉱山廃棄物 ,  *全反射蛍光X線分析
準シソーラス用語： *TXRF ,  文化遺産

分類 (1件)： その他の物理分析  (CC03014E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 改訂 ,  原子スペクトル分析 ,  X線 ,  蛍光分光法 ,  応用 ,  総説