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J-GLOBAL ID:201602273037703434   整理番号:16A0936804

「立体的な」2Dスーパーミクロポーラスホスファゼンベース共有結合性有機骨格構造 設計,合成及び強酸性条件下でのウランの選択的収着

“Stereoscopic” 2D super-microporous phosphazene-based covalent organic framework: Design, synthesis and selective sorption towards uranium at high acidic condition
著者 (10件):
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巻: 314  ページ: 95-104  発行年: 2016年08月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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これまで,共有結合性有機骨格構造(COFs)合成用の単量体形成のためには,5元素(C,H,O,N及びB)と2タイプの空間的構成(C2-C4,C6及びTd)しか報告がなく,新たな位相構造や特性を有するCOFsを求める経路選定を制約する面もあった。本研究では,ヘキサクロロシクロトリホスファゼン(C3類似空間構成におけるP含有単量体)及びp-フェニレンジアミン(結合剤)を用いた,新たな「立体的な」2Dスーパーミクロポーラスホスファゼンベースの共有結合性有機骨格構造(MPCOF)の設計及び合成について報告した。合成後無処理のMPCOFは,高い結晶性,比較的高い熱及び酸安定性並びに1.0~2.1nmの狭い細孔径分布を有する固有のスーパーミクロポーラス構造を示した。12種の共存カチオンを含む多種イオン溶液を用いた回分収着実験の結果から,pH域1~2.5において,MPCOFがウランに対して卓越した分離性能を示し,吸着能は71mg/g以上で,選択性は最大92%に達し,更に,強酸性条件(1M-HNO3)下で得た未報の収着能(>50mg/g)及び選択性(>60%)を示すことが分かった。収着機構の検討により,酸性溶液中でのMPCOFによるウラン分離は,主として粒子内拡散及び粒径ふるい分け作用によるものであることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
重金属とその化合物一般  ,  用水の物理的処理  ,  下水,廃水の物理的処理  ,  廃水処理 

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