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J-GLOBAL ID:201602273329278824   整理番号:16A1154023

第II部 総説集:木質ボードの最新動向と今後の展開 3.木質ボードの構造用途への利用拡大

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資料名:
巻: 71  号: 11  ページ: 465-470  発行年: 2016年11月01日 
JST資料番号: F0206A  ISSN: 0026-8917  CODEN: MKOGA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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本報では,木質ボードのうち,パーティクルボード(以下,PB),中密度繊維板(以下,MDF)の構造材への利用に関する現状と今後の課題について考察した。PBやMDFを木造住宅の耐力壁として利用する場合,面材の種類や施工方法を遵守し一定の性能を得るために耐力壁の倍率が定められている。また,構造用面材を多用する枠組壁工法建築物ではMDFは含まれておらず,PBも12mm厚さ以上でのみ倍率が定められているが,実際の需要はほとんどない状態である。現在,MDFを現行告示の中で合板やOSBと同様に汎用性のある仕様に位置付ける動きがある。PBに関してもJISを改正して構造用として耐力壁の性能評価を行い,木質ボードをさらに耐力壁用面材として利用する試みがなされている。床構面に関しては,木質ボードにとっては厚物化=重量増となり,単純な厚物化だけでは需要増加は見込めないことを指摘した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
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分類 (2件):
分類
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改良木材  ,  建築各部構造一般 
引用文献 (15件):
  • 昭和56年6月1日 建設省告示第1100号:建築基準法施行令第46条第4項表1(1)項から(7)項までに掲げる軸組と同等以上の耐力を有する軸組及び当該軸組に係る倍率の数値(1981)
  • 平成13年10月15日 国土交通省告示第1541号:構造耐力上主要な部分である壁及び床版に,枠組壁工法により設けられるものを用いる場合における技術的基準に適合する当該壁及び床版の構造方法を定める件(2001)
  • 平成13年10月15日 国土交通省告示第1540号:枠組壁工法又は木質プレハブ工法を用いた建築物又は建築物の構造部分の構造方法に関する安全上必要な技術的基準を定める件(2001)
  • JIS A5905:2014,繊維板,(財)日本規格協会(2014)
  • 青木謙治:第22回木質ボード部会シンポジウム資料集,28-37(2013)
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