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J-GLOBAL ID:201602273539225788   整理番号:16A1347834

糖尿病,動脈硬化および糖尿病性動脈硬化患者におけるD-リボース糖化LDLに対する適応免疫反応の抗原的な役割

Antigenic role of the adaptive immune response to d-ribose glycated LDL in diabetes, atherosclerosis and diabetes atherosclerotic patients
著者 (6件):
資料名:
巻: 151  ページ: 139-146  発行年: 2016年04月15日 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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目的:蛋白質の糖化は。糖尿病合併症の病態生理で有意な役割をする,終末糖化産物(AGEs)の形成を生じる。D-リボースは,天然の糖の中で最も反応性が高く,AGEsの生成に有意に関わると考えられている。糖化は,新抗原エピトープの生成を生じる,構造修飾を生じる,フリーラジカルの生成も生じる。この研究は,LDL修飾が,糖尿病および動脈硬化患者でその糖化配座異性体に対する自己抗体生成を生じるかを明らかにすることを目的にした。方法:天然および修飾LDLに対する患者の循環自己抗体の結合特徴を評価した。T2D(n=105),ATH(n=106)およびT2D-ATH患者(n=72)を,健康な年齢がマッチした対照(n=50)と比較して,直接結合ELISAおよび阻害ELISAにより検討した。更に,ケトアミン残基,HMFおよびカルボニル含量も,これら患者および健康な対照で推定した。重要な所見:高い程度の特異的な結合を,天然類似体と比較し,D-リボース糖化LDLに対し,T2DH患者の血清の41.91%,ATHの54.72%およびT2D-AT70.83%で観察した(P<0.05)。正常ヒト血清は,どちらかの抗原との結合は無視できた。拮抗阻害ELISAは,直接結合結果を反復した。HMF,ケトアミンおよびカルボニル含量のより高い濃度を,健康な対照と比較し,患者の血清で観察した。意義:LDL糖化は,構造変化を生じ,T2D,ATHおよびT2D-ATH患者で抗体に対するより良い抗原になる,新抗原エピトープの生成を生じ,T2D-ATH患者は,リボシル化LDLに対する自己抗体のより高い頻度を示す。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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循環系の診断  ,  代謝異常・栄養性疾患の診断  ,  生物学的機能  ,  免疫反応一般 
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