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J-GLOBAL ID:201602274147088294   整理番号:16A0934657

長期間の加熱及び冷却時に温度変化が被圧海成帯水層の地下水水質へ及ぼす影響

Temperature change affected groundwater quality in a confined marine aquifer during long-term heating and cooling
著者 (7件):
資料名:
巻: 94  ページ: 120-127  発行年: 2016年05月01日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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地球温暖化及び都市化による地表の温暖化は,地下基盤施設の開発(地下鉄,複合商業施設,下水システム及び地中熱利用ヒートポンプシステム(GSHP))とともに,比較的浅い地下貯水層の温度の急上昇を引き起こす可能性がある。しかし,地下の温度変化が,物理,化学及び微生物プロセスを変化させる結果として,地下水の水質に及ぼす潜在的影響にはほとんど注意が払われていない。そこで,著者らは,13か月の増強加熱期間及びその後の14か月の自然または増強冷却期間における,深度約17mの被圧海成帯水層での地下水水質パラメータ34項目の変化を調査した。調査場所は,日本の埼玉大学のキャンパスである。熱媒体液を循環する50m深さのU字管から成る実規模GSHP試験施設,及びU字管からの距離が1,2,5及び10mのモニタリング井戸を設置し,1~2週間毎に地下水水質を監視した。調査地の地下水位の急変が,とくに夏期には,単井戸時系列を用いる温度影響の正確な分析の妨げとなった。そこで,代わりに二重井戸分析(DWA)を用い,熱的外乱を受ける井戸と影響のない対照井戸について地下温度及び地下水の化学物質濃度の変動を比較した。U字管からの距離が1mの井戸(温度上昇が最大7°C)及び距離が10mの井戸(温度影響なし)を用いると,加熱及び冷却期間を合わせた27か月の間に,DWAは8成分(B,Si,Li,溶存有機炭素(DOC),Mg2+,NH4+,Na+,及びK+)について,ほぼ線形の関係を示していた。この結果は,7°Cの温度変化に対して濃度が4~31%変化することを示唆している。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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水質汚濁一般  ,  その他の環境汚染・公害 
タイトルに関連する用語 (4件):
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