抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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日本は世界で5番目のエネルギー消費大国であり,海外エネルギー資源への依存率が高いという問題がある。日本ではエネルギーインフラ整備が電力を中心に行われてきたことがその原因と考え,今後は電力中心の大規模集約型から熱エネルギーを有効活用する地域分散型にシフトしていくことの重要性を説明した。欧州では暖房や給湯に使う温水や水蒸気等の熱エネルギーを効率的に供給するための熱導管ネットワークの整備が進んでいる。ドイツのハンブルグ市の熱電併給方式の地域暖房システムを用いた市庁舎への熱および電気の供給の例を示した。日本は南北に長く気候が違うため,地域のエネルギーシシテムの最適設計を行うために,地域の需給の実態把握が大切であることに言及した。熱需要マップの作成例を示した。