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J-GLOBAL ID：201602274434484517   整理番号：16A0597971

炭素繊維強化プラスチック材料と拡大する応用技術をさぐる 材料 2)ピッチ系炭素繊維の現状と将来

著者 (1件)： 荒井豊 (日本グラファイトファイバー)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 64  号： 8  ページ： 31-34  発行年： 2016年08月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ピッチを原料として作られる炭素繊維は短繊維を主体とする汎用ピッチ系炭素繊維と長繊維の高機能ピッチ系炭素繊維に大別される。後者はPAN系炭素繊維と類似の特性があり,これについて解説する。ピッチ系炭素繊維の特性は黒鉛の配向に依存する。黒鉛網面内の強度は高く,それと垂直方向の強度は低い。これは共有結合と分子間力との差異に基づく。熱伝導率と熱膨張率もアルミや銅と大きく異なる。振動減衰特性が優れているので,ピッチ系炭素繊維の用途はゴルフのシャフトなどに使われるだけでなく,建築資材への適用も考えられている。

シソーラス用語： *炭素繊維強化プラスチック ,  *ピッチ【ビチューメン】 ,  フィラメント糸 ,  光化学スモッグ ,  硝酸誘導体 ,  グラファイト ,  減衰特性 ,  共有結合 ,  分子間力 ,  熱伝導率 ,  熱膨張係数 ,  アルミニウム ,  銅 ,  *炭素繊維 ,  アクリル繊維 ,  ポリアクリロニトリル ,  建築材料 ,  スポーツ用具 ,  ゴルフ
準シソーラス用語： 短繊維 ,  長繊維 ,  PAN系炭素繊維 ,  *ピッチ系炭素繊維 ,  ゴルフクラブ

分類 (1件)： その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 炭素繊維強化プラスチック ,  拡大 ,  応用 ,  ピッチ系炭素繊維 ,  現状 ,  将来