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J-GLOBAL ID：201602274469100526   整理番号：16A0558091

イオンクロマトグラフ(IC)法による肥料中の塩素の測定

著者 (3件)： 坂井田里子 (農林水産消費安全技術セ) ,  藤田真理子 (農林水産消費安全技術セ) ,  白井裕治 (農林水産消費安全技術セ)
資料名： 肥料研究報告  (Research Report of Fertilizer)
号： 8  ページ： 50-60  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： L7728A  ISSN： 1883-4981  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 塩素イオンは植物成長における必須微量要素であるが,多量の存在は有害である。塩素イオンの定量には肥料分析法として定められているが,使用する試薬の種類などに難点がある。本研究では,サプレッサー法とノンサプレッサー法を用いたイオンクロマトグラフ法による測定について検討した。分析試料として,硫酸カリウムなどの化学肥料のほかに各種堆肥類を用いた。堆肥類は水懸濁液を濾紙あるいはフィルターで濾過して分析に用いた。堆肥類の灰化は塩素イオンの測定値を低くした。サプレッサー法とノンサプレッサー法では感度は異なるが,塩素イオンの検出能は十分に高かった。

シソーラス用語： *肥料 ,  *塩化物 ,  *定量分析 ,  イオンクロマトグラフィー ,  硫酸カリウム ,  堆肥 ,  濾液 ,  灰化 ,  イオン
準シソーラス用語： 塩素イオン ,  無機肥料

分類 (1件)： 肥料一般  (FB05010C)

引用文献 (11件)：

• 越野正義:第二改訂詳解肥料分析法,p.199,養賢堂,東京(1988)
• 農林水産省告示:肥料取締法に基づき普通肥料の公定規格を定める等の件,昭和61年2月22日,農林水産省告示第284号,平成27年1月9日,農林水産省告示第52号(2015)
• 農林水産省農業環境技術研究所:肥料分析法(1992年版),日本肥糧検定協会,東京(1992)
• 毒物及び劇物取締法:昭和25年12月28日,法律第303号,最終改正平成27年6月26日,法律第50号(2011)
• Shodex:テクニカルレポート SI-52 4Eによるハロゲン酸化物の分析 <http://www.shodex.com/ja/dc/07/05/23.html>

タイトルに関連する用語 (5件)： イオンクロマトグラフ ,  IC ,  法 ,  肥料 ,  塩素