抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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パケット損失が頻発する劣悪なネットワーク環境において,バックオフによる待ち時間を低減するPR-SCTPによるTTL制限つき再送機構とhead-of-lineブロッキングを緩和する順不同配送を組み合わせたダウンロード方式が提案されている。しかしながら,これまでに提案された方式ではブロックの到達順序について考慮していなかった。本稿では,HTTPストリーミング再生など順序を重視するアプリケーションでの利用も考え,再送する順序を全く考慮しない再要求遅延方式と確率的に考慮する確率的再要求遅延方式を比較対象として到達順序に起因する平均遅延時間を評価する。本稿では実機を用い,無線LANを利用した場合も考慮し,ブロック到達順序とダウンロード時間を評価した結果を報告する。(著者抄録)