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J-GLOBAL ID:201602275196083679   整理番号:16A1154225

都市固形廃棄物焼却施設からの排ガスの分析を介した化石炭素成分と温室効果ガス放出の比較

The comparison of fossil carbon fraction and greenhouse gas emissions through an analysis of exhaust gases from urban solid waste incineration facilities
著者 (6件):
資料名:
巻: 66  号: 10  ページ: 978-987  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: H0011B  ISSN: 1096-2247  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大韓民国は気候変動対策として,2020年までに温室効果ガスの30%削減を目標としている。廃棄物処理部門は韓国における全排出量の33.9%を占めており,排出量管理が重要な課題となっている。本研究では廃棄物の焼却で発生する二酸化炭素の量を推定する方法として,(1)IPCCの方法(方法A),(2)IPCCの方法を変更,同位体(12C)の含有量を考慮した方法(方法B),(3)焼却ガス中で測定された二酸化炭素の含有量と同位体の含有量から求める方法(方法C),の3種類の方法を比較した。最初に二酸化炭素の量を求める式について説明するとともに,対象とした2つの焼却炉で処理する廃棄物の組成について述べた。2カ所の焼却炉で1日に発生する二酸化炭素の量を前記3種類の方法で計算した結果,以下の結論を得た。方法Bと方法Cで計算した2カ所の焼却炉から発生する二酸化炭素の量は良好に一致していたが,方法Aで求めた値とは大きく異なっていた。この理由として,韓国では分別収集率が高く,焼却施設で処理される廃棄物の組成が世界的な標準と異なっているためと考えられた。この理由により,韓国では二酸化炭素排出量について方法BあるいはCを使用すべきであり,IPCCによる計算では,過大評価になる可能性がある
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分類 (2件):
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環境問題  ,  ごみ処理 

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