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J-GLOBAL ID:201602275270318051   整理番号:16A1195717

イットリウムドープジルコニウム酸バリウムの化学膨張およびプロトン濃度および導電性との関連性

Chemical Expansion of Yttrium-Doped Barium Zirconate and Correlation with Proton Concentration and Conductivity
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資料名:
巻: 99  号: 11  ページ: 3745-3753  発行年: 2016年11月 
JST資料番号: C0253A  ISSN: 0002-7820  CODEN: JACTAW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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YドープBaZrO3(BZY)は有望な燃料電池固体電解質の候補材料であり,関心が高まっている。本研究では,YドープBaZrO3の微細組織,プロトン濃度,プロトン伝導,および水素誘起化学膨張について系統的研究を行った。その結果,BaZr0.85Y0.15O3-δは,公称値に近い組成の粗大粒と組成が異なる微細粒から成るバイモーダル微細組織であることが明らかになった。これは,焼結温度(1600°C)より低い温度で相分離して,粒粗大化を阻害するひとつの証拠と考えられた。BZYの熱膨張係数を種々のドーパント水準で測定し,湿潤および乾燥アルゴン雰囲気中で,約10-5K-1と測定された。また,乾燥および湿潤Ar雰囲気中の水和による化学膨張効果を,HT-XRDにより調べた。Y含有量が異なるBZY系では,格子定数変化率とプロトン濃度の間に注目される関連性が示唆された。水和による格子定数変化率は,0.02~0.05のY含有量の試料ではプロトン濃度と共に顕著に増加したが,Y含有量が0.1から0.15に増加すると,変化はわずかであった。しかし,Y含有量が0.2以上に増加すると,水和のため格子定数変化率は再び顕著に増加し始めた。これらの結果から,BZY中のプロトンの安定サイトはY含有量により変化する可能性が高いことが示唆された。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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燃料電池 

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