抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ファッションの色にかかわる照明,測色,品質管理など,ファッション関連繊維製品の色の表示や評価に重要なことを中心に,工学的な立場から解説した。まず,照明に関し,その働き,衣服の色の確認,LED照明への移行(各種光源の光特性図),標準光の一覧等を説明した。次に,測色と色を表す数値に関し,光源ボックスThe Judge II,携帯用分光測色計CM-700d,測色機対応ソフトエウエアによる測定結果,繊維製品の評価でよく用いられる測色値(XYZ,Yxy,L
*a
*b
*,L
*C
*h,ΔE,HVC)を紹介,説明した。次に,画像の色とその表示に関し,デジタル画像は,ピクセルと呼ばれる画像を構成する最小単位の集まりであり,一般的な8ビットのカラー画像では,各ピクセルが256階調のRGB(Red,Green,Blue)データをもっている。次に,品質管理に関し,実際の色のトラブルの殆どが染色堅ろう度(洗濯,光,摩擦,酸,アイロンがけなど)関係のトラブルである。染色堅ろう度はJISやISOで判定方法が定められている。