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J-GLOBAL ID:201602276321366295   整理番号:16A1390978

長鎖ノンコーディングRNAであるlincRNA-EPSは炎症を抑制する転写ブレーキとして作用する

A Long Noncoding RNA lincRNA-EPS Acts as a Transcriptional Brake to Restrain Inflammation
著者 (18件):
資料名:
巻: 165  号:ページ: 1672-1685  発行年: 2016年06月16日 
JST資料番号: A0707B  ISSN: 0092-8674  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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長鎖遺伝子間ノンコーディングRNA(lincRNAs)は遺伝子調節における重要な調節遺伝子である。lincRNAsは免疫細胞内で発現されているが,免疫におけるその機能はほとんど研究されていない。本稿では,マクロファージ内で正確に調節されて免疫応答遺伝子免疫(IRGs)の発現を制御する調節性のlincRNAsであるlincRNA-EPSを同定する。lincRNA-EPS欠失マウス由来のマクロファージのトランスクリプトームの解析および,機能獲得実験とレスキュー実験を組み合わせて,IRG発現の抑制におけるこのlincRNAの特異的な役割が解明された。これと一致して,lincRNA-EPS欠失マウスではin vivo内毒素投与後の炎症と死亡率が上昇した。lincRNA-EPSはIRGsの調節領域に局在してヌクレオソームの位置を調節し,転写を抑制する。更に,lincRNA-EPSは,3末端側に位置するCANACAモチーフを介した異種の核リボヌクレオ蛋白質Lとの相互作用によって,これらの効果を媒介する。これらの結果をまとめると,lincRNA-EPSは炎症反応のリプレッサーとして同定され,免疫系におけるlincRNAsの重要性が強調される。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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免疫反応一般 

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