文献

J-GLOBAL ID：201602276629090983   整理番号：16A1222233

高強度金型の熱クラック防止に関する研究

著者 (1件)： 若山修一 (首都大学東京 大学院理工学研究科)
資料名： 天田財団助成研究成果報告書  (Report of Grant-Supported Researches the Amada Foundation)
巻： 29  ページ： 156-159  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： J0694A  ISSN： 2434-0723  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 過去に開発したディスクオンロッド(以下DOR)試験を改良し,種々の熱応力比の下でアルミナセラミックの熱クラック発生挙動の評価手法につき検討し,以下の知見を得た。1)円板のDOR試験では急冷直後から最大熱応力の発生する試験片中心部にミクロ損傷が発生・蓄積し,熱クラックが発生と同時に不安定進展して破断に至る,2)楕円板のDOR試験では最大熱応力発生点で生成した熱クラックは一旦停止し,湾曲と枝分かれしながら進展して最終破断に至る,3)改良DOR試験法により試験片とロッドの形状を最適化することで任意の熱応力の下での熱クラック発生・進展過程の評価が可能である。

シソーラス用語： 材料 ,  金型 ,  *強化セラミック ,  強度 ,  *亀裂 ,  *熱応力 ,  防止 ,  *試験 ,  *損傷検出 ,  *亀裂伝搬 ,  *亀裂発生 ,  枝分れ ,  *アルミナ
準シソーラス用語： 金型材料 ,  高強度金型材料 ,  アルミナセラミック ,  熱亀裂 ,  亀裂防止 ,  ディスクオンロッド試験

分類 (4件)： セラミック材料  (HC05040O) ,  セラミック材料試験  (HB04000M) ,  セラミック・磁器の性質  (YC03030G) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

引用文献 (3件)：

• S. Wakayama, S. Kobayashi and T. Wada, Journal of Acoustic Emission, Vol.23, pp. 150-155 (2005)
• T. Sakai, S. Wakayama, G Kametani, K.Yoshida and T. Akatsu, Bulletin of JSME Mechanical Engineering Journal, Vol. 1, No. 1, pp. 1-10 (2014)
• T. Akatsu, H. Takashima, Y. Shinoda, F. Wakai and S. Wakayama, Int. J. Appl. Ceram. Technol., 1-9 (2016)

タイトルに関連する用語 (4件)： 高強度 ,  金型 ,  クラック防止 ,  研究