文献
J-GLOBAL ID:201602276718748274   整理番号:16A1363201

単球/マクロファージにおけるsiRNAによるシスタチオニン-γ-リアーゼ遺伝子サイレンシングは,マウスを急性膵炎から保護する

Cystathionine-gamma-lyase gene silencing with siRNA in monocytes/macrophages protects mice against acute pancreatitis
著者 (5件):
資料名:
巻: 100  号:ページ: 337-346  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: H0764A  ISSN: 0175-7598  CODEN: EJABDD  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
炎症におけるH2Sとマクロファージの役割を特定するために,シスタチオニンγ-リアーゼ(CSE)遺伝子を標的とする低分子量干渉RNA(siRNA)を使用し,急性膵炎のマウスモデルにおけるその作用を調べた。SiRNA処理は,セルレインで誘発した急性膵炎後のマウスの膵臓と肺における炎症を減衰させた。血漿アミラーゼであるミエロペルオキシダーゼ(MPO)の活性は,セルレイン誘発急性膵炎において上昇したが,siRNA処理により減少した。同様に,肺のMPO活性はセルレイン処置後に上昇したが,siRNA処理はMPO活性を有意に減少させた。セルレイン処理により上昇した血漿アミラーゼ活性は,siRNA投与後に有意に減少した。セルレイン誘発性急性膵炎におけるサイトカインとケモカインのレベルは,siRNA処理後に減少した。例えば,siRNA処理は,セルレイン処理マウスと比較して,膵臓と肺の単球化学誘引物質蛋白質を有意に減少させた。以上の知見は,急性膵炎のマクロファージにおいてCSEにより合成されたH2Sの重要な前炎症性の役割を示し,この状態に対する有望な治療法としてsiRNAによるCSE遺伝子サイレンシングを示唆した。Copyright 2015 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
遺伝子発現  ,  消化器の疾患  ,  動物生理一般  ,  生体防御と免疫系研究法 

前のページに戻る