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J-GLOBAL ID:201602276836700734   整理番号:16A0909360

La-Mg-Ni合金における水素化・脱水素化反応の反応論的機構:修正Chouモデルによる検討

Kinetic mechanisms of hydriding and dehydriding reactions in La-Mg-Ni alloys investigated by the modified Chou model
著者 (16件):
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巻: 41  号: 21  ページ: 9183-9190  発行年: 2016年06月08日 
JST資料番号: B0192B  ISSN: 0360-3199  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水素化・脱水素化反応の反応論的機構を明確にするためには,反応に付随する体積変化現象が非常に重要である。しかし,反応機構検討においてこの因子を考慮した理論モデルは,僅かしか存在しない。本研究では,La-Mg-Ni三元水素貯蔵合金における水素化・脱水素化反応の反応論的機構を解釈するために,Pilling-Bedworth比(PBR)βによって体積変化を考慮する修正Chouモデルを適用する。計算結果と実験データとの一致は良好であり,修正Chouモデルは,La-Mg-Ni合金の反応論的挙動を適切に記述している。本研究の例では,水素化・脱水素化の速度制御ステップは拡散であることが求まった。Mg-10.6La-3.5Niナノ粒子の453~623Kにおける活性化エネルギーの計算結果を示すと,水素化反応(β=1.29)では39.4kJ/molであり,脱水素化反応(β=0.78)では93.1kJ/molであった。La<sub>2</sub>Mg<sub>16</sub>Ni合金の水素吸収反応の場合,0.5~3MPa・598Kにおけるβは1.25であり,平衡水素圧力の計算値は0.332MPaである。Mg<sub>x</sub>(LaNi<sub>3</sub>)<sub>100-x</sub>合金の脱水素化反応の場合,623Kで,特性時間は以下のように増加する。即ち,t<sub>c(x=70,β=0.79)</sub><t<sub>c(x=60,β=0.79)</sub><t<sub>c(x=40,β=0.97)</sub><t<sub>c(x=50,β=0.85)</sub>である。β値は0.77であり,超高圧(UHP)法で製作したMg-5La-10Ni合金の水素脱着速度は,高圧処理無の合金よりも速く,特性時間は各々,7428sと4651sである。さらに,PBRを考慮した後,元のChouモデルと比較して修正Chouモデルの計算精度は向上している。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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吸着の電子論 

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