文献
J-GLOBAL ID:201602276844836798   整理番号:16A1274289

アジアの発展途上国の都市ごみ管理実践のキャラクタリゼーション:廃棄物特性及び都市規模に基づく新規解析枠組

Characterization of urban waste management practices in developing Asian countries: A new analytical framework based on waste characteristics and urban dimension
著者 (2件):
資料名:
巻: 58  ページ: 415-429  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報は,アジアの発展途上国の低と中所得国を重点に,都市ごみ(MSW)管理実践の特性を明らかにした。実施分析は,2つのパラメータ,廃棄物組成及び都市規模,に関係したこの地域で観測した傾向を図化した提案枠組を支持し,これらを国家と都市事例研究の組に基づいて作成した。アジアの発展途上国におけるMSW管理は,最初に,公衆衛生上の責務として,未収集廃棄物から病原媒介動物の拡大回避のために,廃棄物の収集と処分を推進したが,これは高額であり,各国の地方自治体当局はこのサービスの提供に予算の50%を費やしていた。廃棄物に由来する価値はほとんどなく,典型的には利用可能な資源としてより負債とみなされていた。一方,アジア発展途国の多くの都市には,廃棄物中のリサイクル可能な物質の回収から生計を立てる非公式のセクターがある。この「非公式廃棄物セクター」のメンバーは,スラムや不法占拠地域等の公的廃棄物収集システムのない地域で特に活発である。アジア発展途上国の多くの都市で共有されている特有な要素は,都市ごみの組成に関係する。これら諸国のMSWは,生分解性有機物に富み,通常廃棄物組成の50%以上を占め,生物学的方法がこの有機画分の処理により適していることを示唆した。逆に,高所得国に広範囲に適用されている熱燃焼技術は,有機物や水分の多い廃棄物流の低発熱量を踏まえ,技術的及び経済的な課題がある。従って,アジア発展途上国における適切な廃棄物管理システムの設計には,特定の手法と方法が必要である。更に,アジアの発展途上の都市間で共有されているいくつかの共通の特徴にもかかわらず,特定の状況は,同じ国内であっても著しく異なり,状況固有の廃棄物管理手法が必要である。この背景に対して,本報は,都市次元,廃棄物中の有機物の比率及び都市によって生じる富に関してアジアの発展途上国の都市の都市ごみの管理で観測した手法を図化してマトリックスの形態で指針枠組を提示した。スラバヤ(インドネシア),バンガロール(インド),クイニョン(ベトナム)とマテール(スリランカ)の都市は,マトリックスに提示された枠組を表すのに用いた経験と共に,固体廃棄物の管理における地域の優れた実践を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
廃棄物処理一般 

前のページに戻る