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J-GLOBAL ID:201602276937863049   整理番号:16A0081750

ステージII結腸直腸癌の予後とその潜在的機序に及ぼす巨視的リンパ節腫大の影響【Powered by NICT】

Impact of macroscopic enlarged lymph node on stage II colorectal cancer prognosis and its potential mechanism
著者 (6件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 558-562  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2796A  ISSN: 1671-0274  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的:ステージII結腸直腸癌の臨床病理学的特性に巨視的腫大リンパ節の影響を検討するため,潜在的機構を探究する。2001年12月と2002年12月間に当科では大腸癌根治切除術を受け,術後病理による腸間膜転移を認めず,ステージII結腸直腸癌であったが,ステージII結腸直腸癌患者116例の臨床病理学的データを後ろ向きに分析した。全ての患者は手術時に転移性のリンパ節腫大を決定する外科医の肉眼所見を検討した。マクロなリンパ節腫大が43例であり,このようなリンパ節転移のない73例であった。生存率は2群間で比較した。段階アイコロレッタル癌の予後に及ぼす巨視的腫大リンパ節の影響を分析した。マクロなリンパ節腫大の構造が観察された。43例からの107枚の巨視的肥大リンパ節におけるCK発現を免疫組織化学により検討した。結果は,全群の10年無疾患生存(DFS)は83.5%であった。マクロなリンパ節腫脹患者の10年間のDFSは75.9%,巨視的拡大リンパ節転移のない患者の89.3%(P =0.038)より有意に低かった。単変量解析は,肉眼的なリンパ節腫大(P=0.038),術中輸血(P=0.004),回復したリンパ節の数(P=0.016),併存疾患(P=0.003),および術前の血清癌胎児性抗原(CEA)値(P=0.050)は全116患者の予後に関連することを示した。多変量解析は,肉眼的なリンパ節腫大(P = 0.044),回復したリンパ節の数(P=0.021),及び周術期輸血(P=0.032)が独立した予後因子であることを示した。ヘマトキシリンとエオシン(HE)染色は腫大リンパ節は,肥厚反応を持つことを示した。免疫組織化学は,107個の拡大したリンパ節のうち,1はマクロメタスタセス,1微小転移,4名の孤立性腫よう細胞(ITC)を持ち,残りの101は正のCK発現を示さないことを見出した。結論として巨視的リンパ節腫大はステージII結腸直腸癌患者における予後不良を示す。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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消化器の腫よう  ,  腫ようの外科療法 
タイトルに関連する用語 (4件):
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