文献

J-GLOBAL ID：201602277172943851   整理番号：16A0408136

東電福島第一原発事故起源の放射性セシウムの日本沿岸での長期挙動と微細構造

著者 (4件)： 青山道夫 (福島大) ,  芳村毅 (電力中研) ,  津旨大輔 (電力中研) ,  浜島靖典 (金沢大)
資料名： 日本海洋学会大会講演要旨集
巻： 2016  号： 春季  ページ： 199  発行年： 2016年03月 
JST資料番号： F0701C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東電福島第一原子力発電所事故によって放出された放射性セシウムの日本沿岸における長期挙動を把握するため,福島県および茨城県沿岸において海水試料を採取し,高感度分析手法を用いて放射能を測定した。福島県富岡漁港および茨城県波崎で採取された海水試料中では放射性セシウムの放射能低下が見られているが,波崎では事故前の核実験起源分よりはわずかに高い放射能が観測されている。さらに,富岡漁港沖合では岸から沖にかけて指数関数的に放射性セシウムが減少していることがわかった。また,134Csと137Csに加えて,90Srおよび3Hの高精度分析も行っており,これらの核種間の放射能比から汚染水の継続流出および流出経路について検討する。(著者抄録)

シソーラス用語： 原子力災害 ,  原子炉事故 ,  *放射能汚染 ,  *北西太平洋 ,  *セシウム137 ,  セシウム同位体 ,  海水 ,  三重水素 ,  ストロンチウム90 ,  セシウム134 ,  東電福島第一原子力発電所事故
準シソーラス用語： 福島原発事故

分類 (1件)： 環境の汚染及び防止  (MB02030K)

タイトルに関連する用語 (8件)： 福島第一原発事故 ,  起源 ,  放射性セシウム ,  日本 ,  沿岸 ,  長期 ,  挙動 ,  微細構造