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J-GLOBAL ID：201602277803534738   整理番号：16A0353773

Portunus trituberculatusのカルモジュリンc DNAのクローニングと発現解析【Powered by NICT】

Cloning and expression analysis of Portunus trituberculatus calmodulin cDNA

著者 (4件)： Zhang Longtao (Yellow Sea Fisheries Res. Inst., Chinese Acad. of Fishery Sciences, Qingdao) ,  Lu Jianjian (Yellow Sea Fisheries Res. Inst., Chinese Acad. of Fishery Sciences, Qingdao) ,  Gao Baoquan (Yellow Sea Fisheries Res. Inst., Chinese Acad. of Fishery Sciences, Qingdao) ,  Liu Ping (Yellow Sea Fisheries Res. Inst., Chinese Acad. of Fishery Sciences, Qingdao)
資料名： Zhongguo Shuichan Kexue  (Zhongguo Shuichan Kexue)
巻： 22  号： 6  ページ： 1150-1159  発行年： 2015年 
JST資料番号： C2255A  ISSN： 1005-8737  CODEN： ZSKEFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： ガザミは中国で培養した一次海洋カニ種である。脱皮は成長,生殖,及び甲殻類における再生のために重要である。脱皮は複雑な分子機構によって制御されているが,その詳細は未解明で,更なる研究を必要とする。カルモジュリン(CaM)はCa~(2+)とグリコーゲン代謝を調節する,細胞分裂と運動に影響を及ぼすと,神経伝達物質合成と放出に関与する保存多機能蛋白質である。脱皮時のCaMの機能と役割を検討するためにCaM遺伝子の選択とクローニングのトランスクリプトームデータに依存する。P.trituberculatus CaM c DNAを,cDNA末端の迅速増幅を用いてクローン化とPTCaMと命名した。PTCaM完全長c DNAは1981bpで,256アミノ酸ポリペプチドをコードする-オープンリーディングフレームを含む,分子量16.8kDの4.09の等電点を持つ。バイオインフォマティクス分析は,PTCaMはEFスーパーファミリーの代表的なCa~(2+)EF-ハンド結合ドメインと高度に保存された配列を持つことを明らかにした。EFは2のカノニカルEFハンドカルシウム結合モチーフである。約~(2+)結合は標的蛋白質の活性化または不活性化に導くEFハンドモチーフにおける立体配座変化を誘導する。相同性解析はPTCaMはEriocheir sinensisとDrosophila melanogaster(キイロショウジョウバエ)と最も高い相同性を持つことを示した。系統発生解析は,PTCaMはLitopenaeus vannamei,E.sinensisとProcambarus clarkiaと同じ分枝にあることを示した。異なった脱皮時期のリアルタイム定量的ポリメラーゼ鎖反応分析は,PTCaMは脱皮中に試験した全組織,PTCaMの脱皮機能を顕著に異なって発現されることを示した。眼柄及びえらにおけるptcam発現は脱皮後段階中に下方制御され,PTCaMは脱皮の調製に関与することを示唆した。ptcam発現は脱皮時に心臓,血球と筋肉でアップレギュレーションされ,PTCaMはイオン輸送を調節し,特にCa~(2+)の可能性があることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： アミノ酸 ,  脱皮 ,  *DNA【核酸】 ,  ポリペプチド ,  相同性 ,  cDNA ,  系統発生 ,  ダウンレギュレーション ,  結合部位 ,  クローン ,  アップレギュレーション ,  PCR法 ,  ショウジョウバエ
準シソーラス用語： バイオインフォマティクス ,  *クローニング , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 魚類  (FH02020K) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U)

タイトルに関連する用語 (4件)： カルモジュリン ,  DNA ,  クローニング ,  発現解析