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J-GLOBAL ID:201602278665700379   整理番号:16A0996542

Khao Khwang褶曲-衝上断層帯の塩基性と中間組成の岩脈に対する地球年代学,地球化学的研究

Geochronological and geochemical studies of mafic and intermediate dykes from the Khao Khwang Fold-Thrust Belt: Implications for petrogenesis and tectonic evolution
著者 (7件):
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巻: 36  ページ: 124-141  発行年: 2016年08月 
JST資料番号: W2249A  ISSN: 1342-937X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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タイ中央部,インドシナ地塊の南西縁辺部のペルム紀-三畳紀,塩基性と中間組成の岩脈群について,ジルコンU-Pb及び黒雲母40Ar/39Ar年代測定,地球化学分析を行った。この研究の目的はインドシナ造山運動でペルム紀-三畳紀に起こったSukhothai-インドネシア衝突とSibumasu-インドネシア衝突の時期を明らかにすることである。Khao Khwang褶曲-衝上断層帯(KKFTB)の褶曲を受けた層に貫入した塩基性ダイク群の定置は,ペルム紀後期から三畳紀後期に起こっている。この火山岩はソレアイト質からカルクアルカリ岩質であり,Ni,Cr,Co,Thなどのインコンパチブル元素や微量元素を用いて3つのグループに分類される。いずれのグループもLILEやLREEに富んでおり,HFSEに枯渇している。こうした化学的特徴は火山性島弧を特徴づける。同位体比でみると,εNd(t)と87Sr/86Sr比はグループごとにわずかな違いがみられる。KKFTBの塩基性岩脈群は,Sukhothai地塊のChiang Khong火山地帯の塩基性岩脈群やインドシナ北部のLoei火山地帯の岩石とは化学組成が共通している部分がある。こうした特徴は,KKFTBの塩基性岩脈群とタイ中部,北部の火山岩と同様の造山帯における環境下で形成されたことを示唆する。グループIIIの岩石は三畳紀前期から後期に貫入したもので,地殻物質による汚染をより強く受けている。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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構造地質学・テクトノフィジクス一般  ,  岩石圏の地球化学一般 

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