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J-GLOBAL ID：201602279201888434   整理番号：16A0446098

セルロースナノ繊維シートで補強したPVA複合材料の開発

著者 (3件)： 結城正太 (徳島大 大学院先端技術教育部) ,  NAKAGAITO Antonio Norio (徳島大 大学院ソシオテクノサイエンス研究部) ,  高木均 (徳島大)
資料名： 日本機械学会年次大会講演論文集(CD-ROM)  (日本機械学会年次大会(CD-ROM))
巻： 2015  ページ： ROMBUNNO.J0450403  発行年： 2015年09月12日 
JST資料番号： X0587C  ISSN： 2424-2667  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来のセルロースナノ繊維(CNF)を強化材としたPVA系複合材料は,密度の差から樹脂リッチ層が形成される。本研究ではシート状のCNF(以下CNFシート)を強化材として用いることで樹脂リッチ層の形成を防ぎ複合材料の高強度化を図った。複合材料はCNFシートをPVA溶液に浸漬,乾燥,ホットプレス成形を行い作製した。また,CNF懸濁液をろ過後,乾燥を行わず直接PVA溶液に浸漬するといった手順でも複合材料を作製した(以下compositeA)。従来の複合材料の引張強度は113MPa,CNFシートを用いた複合材料の引張強度は154MPa,compositeAの引張強度は178MPaとなり,高強度化の実現ができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *ポリビニルアルコール ,  *複合材料 ,  ナノファイバ ,  炭素繊維 ,  引張強さ ,  加熱 ,  ホットプレス ,  *セルロース ,  ガラス繊維強化プラスチック ,  微生物分解性 ,  Young率
準シソーラス用語： カーボンナノ繊維 ,  自己加熱

分類 (1件)： ゴム・プラスチック材料  (HC02030I)

タイトルに関連する用語 (4件)： セルロースナノ繊維 ,  補強 ,  複合材料 ,  開発