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J-GLOBAL ID:201602279407791339   整理番号:16A0838006

Nd2CuO4構造をもつ高Tc銅酸化物の電子状態,磁性,および超伝導性の再評価

Reassessment of the electronic state, magnetism, and superconductivity in high-T c cuprates with the Nd2CuO4 structure
著者 (4件):
資料名:
巻: 523  ページ: 28-54  発行年: 2016年04月15日 
JST資料番号: T0580A  ISSN: 0921-4534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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銅酸化合物の電子相図はなぞであり,高Tc超伝導性機構の理解のためのキー要素である。銅酸化合物の親化合物は一般的に反強磁性Mott絶縁体(電荷移動絶縁体)であり,高Tc超伝導性はMott-Hubbard絶縁体(”ドープMott絶縁体シナリオ”)におけるドーピング正孔または電子上で発展すると長い間信じられてきた。しかし,Nd2CuO4(T’)構造をもつ正方平面銅酸化合物の親化合物中の超伝導性における最近の著者等の発見により,上記シナリオに対するT’銅酸化合物中の電子相図の緊急な再評価が必要であると考える。本レビューでは,材料科学と基礎物理学を含む20年間にわたる非ドープまたは重度過小ドープ領域におけるT’銅酸化合物の合成と実験から導出した結果を提出した。このキー材料課題は,どのようにしてCuO2相中に酸素空格子点を導入することなしに頂端部において過剰酸素イオン除去するかである。これを実行するために,T’銅酸化合物中の複雑な固体化学の基礎的知識が必要であり,本レビューでは,それも含ませた。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酸化物系超伝導体の物性  ,  金属の格子欠陥  ,  金属結晶の電子構造 
タイトルに関連する用語 (5件):
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