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J-GLOBAL ID:201602279578017700   整理番号:16A1068511

桿菌属Bacillus licheniformis由来meso-2,3-ブタンジオールデヒドロゲナーゼをコードするbudC遺伝子のクローニングや発現,特性化

Cloning, Expression, and Characterization of budC Gene Encoding meso-2,3-Butanediol Dehydrogenase from Bacillus licheniformis
著者 (5件):
資料名:
巻: 178  号:ページ: 604-617  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: E0344C  ISSN: 0273-2289  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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桿菌属Bacillus licheniformis由来のmeso-2,3-ブタンジオール脱水素酵素(BlBDH)をコードするbudC遺伝子をクローニングし,大腸菌BL21(DE3)株で過発現させた。配列分析により,本BlBDHが,短鎖デヒドロゲナーゼ/レダクターゼ(SDR)スーパーファミリーの1員であることが明らかになった。NADHの存在下で,BlBDHはジアセチルを還元して97.3%eeの(3S)-アセトインに,さらに97.3%eeと96.5%deの(2S,3S)-2,3-ブタンジオールへと触媒した。他のmeso-2,3-BDH類と同様に,本酵素はラセミ体2,3-ブタンジオールに対して酸化活性を示したが,NAD+の存在下ではラセミ体アセトインに対して何らの活性を示さなかった。ジアセチルの還元と2,3-ブタンジオールの酸化に対するBlBDHの最適pHは,それぞれ,5.0と10.0であった。通常ではないが,ラセミ体アセトインの還元において,pH5.0~8.0の広いpH範囲で比較的高い活性を示すことがあった。BlBDHは,2,3-ブタンジオール(Km=7.25mM,Kcat/Km=81.5s-1・mM-1)と比べた時に,ラセミ体アセトイン(Km=0.47mM,Kcat/Km=432s-1・mM-1)に対しては,遥かに低いKm値と高い触媒効率を示したことから,ラセミ体アセトインの2,3-ブタンジオールへの還元に好意的な生理的役割を示唆した。本酵素の特性評価は,エナンチオピュアな2,3-ブタンジオール生産に向けた本桿菌属の有向的蛋白質工学のための証拠を提供した。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物,組織・細胞培養による物質生産一般  ,  酵素生理  ,  遺伝子操作  ,  遺伝子発現 

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