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J-GLOBAL ID:201602279601336016   整理番号:16A0668036

指物の配置と荷受けからみた民家の軸組類型 指物(指付け技法)の変遷過程と歴史的木造架構の類型化に関する研究 その1

A TYPOLOGICAL ANALYSIS OF THE LOWER FRAME OF JAPANESE VERNACULAR HOUSES AS REVEALED BY THE DISPOSITION AND LOADBEARING ROLES OF SASHIMONO (TENONED BEAMS): Studies in the development of tenoning techniques and the typology of traditional timber framed construction: Part 1
著者 (5件):
資料名:
号: 726  ページ: 1665-1674  発行年: 2016年08月30日 
JST資料番号: Y0894A  ISSN: 1340-4210  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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指物(差物)は,しばしば指鴨居の別称で,一般に内法高さにあり,1間の柱間隔を2間に広げ,また上部荷重の中間支持を担う部材とされる。民家では特徴的で,近畿先進地では近世初期からあり,他の地方では遅れるという特徴を持つ部材と見なされる。本研究は,共通する性質をもつ継手仕口によって柱や束などを繋ぐ部材群を新たに統合的な概念として「指物」またその接合技法を「指付」と呼び,二つの用語を規定し,指物による架構の成立,変遷や類型を論じた。本編では民家の多様な架構を,指物の配置と荷受けの観点から整理した結果,いくつかの端的な架橋類型を示した。すなわち,片指の指物を用い上屋に下屋を取込む「下屋取込み型」,柱間を広める箇所に局所的に両指の指物を設ける「中柱省略型」,両指の指物を空間の四周に配そうとする「囲い型」,そして構面間を繋ぎつつその間に空間を確保する「構面繋ぎ型」である。
シソーラス用語:
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分類 (1件):
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各種建築物一般 

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