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J-GLOBAL ID：201602279820561537   整理番号：16A1069939

ホタルルシフェリンを用いて得られた多色生物ルミネセンス

Multicolor Bioluminescence Obtained Using Firefly Luciferin

著者 (6件)： KIYAMA Masahiro (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  SAITO Ryohei (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  IWANO Satoshi (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  OBATA Rika (Keio Univ., Yokohama, JPN) ,  NIWA Haruki (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  MAKI Shojiro A. (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN)
資料名： Current Topics in Medicinal Chemistry  (Current Topics in Medicinal Chemistry)
巻： 16  号： 24  ページ： 2648-2655  発行年： 2016年 
JST資料番号： W2393A  ISSN： 1568-0266  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 不明 (ARE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ホタル生物ルミネセンスは,有用な分析ツールとしてライフサイエンス研究に広く用いられている。例えば,ATP依存性酵素的ホタル生物ルミネセンス反応が長い間微生物モニターツールとして利用されており,迅速で感受性のホタルルシフェリン-ルシフェラーゼ組合せが細胞の生存の測定からレポーター遺伝子アッセイにまで用いられている。最近では,生物ルミネセンスが細胞や生物学的事象をモニターするために,生きている対象のための非侵襲性でリアルタイムのイメージングツールとして用いられている。しかし,組織透過性で近赤外(NIR)領域まで到達する発光が,in vivoイメージングには必要である。この総説において,著者らはまずホタル生物ルミネセンスの機構を説明し,次いで著者らの研究室を中心に合成された赤,緑及び青光を発光するルシフェラーゼ基質を述べ,その構造活性相関について解説した。更に,これら合成ルシフェリンのin vivoイメージングへの適用を示し,最後に発光増強法を述べた。合成ルシフェリン類似物質の最長発光波長は,NIR領域内となる675nmを記録した。

シソーラス用語： *ホタル科 ,  *生物ルミネセンス ,  *ルシフェラーゼ ,  レポーター遺伝子 ,  バイオアッセイ ,  *画像処理 ,  発光 ,  合成 ,  *ルシフェリン ,  *類似物質 ,  近赤外線 ,  多色性 ,  基質 ,  化学反応 ,  発光分析 ,  透過 ,  波長 ,  アデニル化 ,  ルシフェラーゼアッセイ ,  近赤外領域 ,  *バイオイメージング ,  *無脊椎動物 ,  アデニンヌクレオチド ,  リボヌクレオチド ,  カルボン酸 ,  窒素複素環化合物 ,  フェノール類 ,  硫黄複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： *in vivoイメージング ,  *ホタル ,  レポーター遺伝子アッセイ ,  近赤外

分類 (2件)： 分光分析  (CC03012W) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

物質索引 (3件)： アミノルシフェリン ,  ATP ,  ホタルルシフェリン

タイトルに関連する用語 (3件)： ホタルルシフェリン ,  多色 ,  生物ルミネセンス