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J-GLOBAL ID:201602279948680748   整理番号:16A1333163

近年の十勝地方における小麦穂発芽発生年の成熟期前後の気象

著者 (4件):
資料名:
号: 68  ページ: 6-10  発行年: 2016年11月24日 
JST資料番号: L1945A  ISSN: 0915-6062  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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穂発芽は収穫前の小麦の穂に実った種子から発芽する現象である。穂発芽の発生は小麦のαアミラーゼの活性が高くなり,粘度が著しく低下する。このような小麦は食味や食感を低下させるために品質ランクは低く評価され,低価格で取り引きされる。穂発芽の発生には平均気温と降雨日数が影響することが明らかにされている。本稿では,収穫時の降雨期間中の平均気温について解析を行い,十勝地方の穂発芽の発生要件を,次の項目に沿って記述した。1)方法は農研機構のメッシュデータを用い,収穫前後の平均気温と降雨量を抽出した,2)降雨量と平均気温には年と地域差があることを示した,3)結果:成熟期前の比較的高い気温が穂発芽の発生を促す,穂発芽の発生には,成熟期の降雨だけでなく,降雨時の気温や成熟期前の気象の推移など様々な要因が関与する,北海道の小麦の出穂期は融雪時期に影響されるために,出穂を早めるためには融雪剤の散布などが有効,である。
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分類 (3件):
分類
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麦  ,  植物の生理的障害一般  ,  農業気象 
引用文献 (13件):

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