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J-GLOBAL ID：201602280199281443   整理番号：16A1392168

作物におけるプロテオミクス,光合成および耐塩性:統合的レビュー

Proteomics, photosynthesis and salt resistance in crops: An integrative view

著者 (2件)： Silveira Joaquim A.G. (Department of Biochemistry and Molecular Biology, Laboratory of Plant Metabolism, Federal University of Ceara, Fortaleza CEP 60451-970, Brazil) ,  Carvalho Fabricio E.L. (Department of Biochemistry and Molecular Biology, Laboratory of Plant Metabolism, Federal University of Ceara, Fortaleza CEP 60451-970, Brazil)
資料名： Journal of Proteomics  (Journal of Proteomics)
巻： 143  ページ： 24-35  発行年： 2016年06月30日 
JST資料番号： T0073A  ISSN： 1874-3919  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塩分濃度は世界中の作物生産を大幅に減少させるストレス条件である。塩ストレスはいくつかの重要な蛋白質の調節を含む,いくつかの光合成反応に影響する。これらの効果にもかかわらず,分子生物学的マーカーは少ししか同定されておらず,植物の耐塩性を改善する上でその重要性が評価されている。プロテオミクスは,塩ストレスに曝露された植物における蛋白質調節変化を評価するために広く使用されている翻訳後レベルでの,多遺伝子現象の解析を可能にする強力なツールである。しかしながら,これらの研究はしばしば断片化され,塩分に応答した光合成蛋白質に関する結果は限られている。これらの制約は,従来のプロテオミクスによって一般的に明らかにされているように,塩分に応じて差次的に調節されている少数の重要な光合成蛋白質と関連している可能性がある。このレビューでは,耐塩性を改善するための光合成蛋白質の同定のためのプロテオミクスの統合的適用に関する評価と展望を提示する。著者らは,単離された葉緑体または光合成細胞内小器官成分の利用に関連する,ホスホ,チオールおよびレドックスプロテオミクスの使用を提案する。この戦略は,必須蛋白質の特徴付けを可能にし,光合成調節のより良い理解を提供し得る。さらに,これは,作物における耐塩性を改善する分子マーカーの選択に寄与し得る。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *農作物 ,  *プロテオミクス ,  *光合成 ,  *耐塩性 ,  タンパク質 ,  塩分 ,  ストレス ,  反応 ,  分子生物学 ,  バイオマーカー ,  翻訳後修飾 ,  ホスホプロテオミクス ,  塩分ストレス
準シソーラス用語： チオールプロテオミクス ,  レドックスプロテオミクス ,  塩ストレス ,  *塩耐性 ,  塩分濃度 ,  光合成蛋白質 ,  光合成反応 ,  *作物 ,  生物学的マーカ

著者キーワード (5件)： Phosphoproteomics ,  Photosynthesis proteins ,  Redox proteomics ,  Thiol proteomics ,  Salinity

分類 (5件)： 分子・遺伝情報処理  (JE15040B) ,  作物の品種改良  (FC02030G) ,  生化学的分析法  (EA03030G) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞構成体一般  (EF03010Z)

タイトルに関連する用語 (5件)： 作物 ,  プロテオミクス ,  光合成 ,  耐塩性 ,  統合的レビュー