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J-GLOBAL ID:201602280606333310   整理番号:16A1336687

化学的プローブとして7-ブロモ-7-デアザアデノシンおよび3-ブロモ-3-デアザアデノシンを用いたsiRNA-蛋白質相互作用を解明するためのsiRNA二重鎖の溝修飾

Groove modification of siRNA duplexes to elucidate siRNA-protein interactions using 7-bromo-7-deazaadenosine and 3-bromo-3-deazaadenosine as chemical probes
著者 (8件):
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巻: 14  号: 47  ページ: 11096-11105  発行年: 2016年12月21日 
JST資料番号: A0499C  ISSN: 1477-0520  CODEN: OBCRAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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RNAと蛋白質との間の動的相互作用の解明は,RNA干渉(RNAi)などのRNAにより制御される生物学的プロセスの理解には重要である。本研究では,低分子干渉RNA(siRNA)-RNAiが関係する蛋白質相互作用の調査を目的として,7-ブロモ-7-デアザアデノシン(Br7C7A)および3-ブロモ-3-デアザアデノシン(Br3C3A)を含む論理的化学プローブ類の開発を行った。Br7C7AおよびBr3C3Aの臭素置換基は,それぞれ,主溝および副溝に位置すると予想されるが,これらの化学プローブ類がsiRNA類に組み込まれる場合には,主溝や副溝での立体障害として作用するものと考えられる。これらの化学プローブ類を含むsiRNA類を使用した包括的研究により,以下が明らかになった。すなわち,(i)パッセンジャー鎖の5′-末端に位置するBr3C3Aは,RNAi活性を増強することがわかった。また,(ii)RISCアセンブリーの方向は,RISCの主要構成要素であるArgonaute2と,パッセンジャー鎖の5′-末端の近くの副溝におけるsiRNAとの間の,相互作用により決定されることが明らかにった。これらの化学プローブ類の利用により,RNAと蛋白質の間の動的相互作用の研究が可能となった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (4件):
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ヌクレオシド,ヌクレオチド  ,  核酸一般  ,  生物科学研究法一般  ,  分子化合物 
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