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J-GLOBAL ID:201602280796026295   整理番号:16A0757282

フェノール性求核試薬の開環重合に及ぼす新規トリベンゾオキサジンの合成とその効果

Synthesis of novel tri-benzoxazine and effect of phenolic nucleophiles on its ring-opening polymerization
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巻: 54  号: 17  ページ: 2811-2819  発行年: 2016年09月01日 
JST資料番号: C0337C  ISSN: 0887-624X  CODEN: JPLCAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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三官能性ベンゾオキサジン,1,3,5-トリス(3-フェニル-3,4-ジヒドロ-2H-ベンゾ[1,3]オキサジン-6-イル)ベンゼン(T-Bz)を合成し,フェノール(PH),p-メトキシフェノール(MPH),2-メチルレゾルシノール(MR),ヒドロキノン(HQ),ピロガロール(PG)などの様々なフェノール性求核試薬と混合した。2-ナフトール(NPH),2,7-ジヒドロキシナフタレン(DHN)および1,1 ́-ビ-2-ナフトール(BINOL)が挙げられる。T-Bzの開環重合温度に対するこれらのフェノール性求核試薬の影響を,DSCおよびFTIR分析によって調べた。T-Bzは140°C(3時間加熱)で二官能性および三官能性フェノール求核試薬(MR/HQ/PG/DHN)の存在下で完全な開環付加反応を受け,網状ポリベンゾオキサジン(NPBz)を形成する。NPBzは,350°C~465°CのTd20および500°Cで67~78%のチャー収率で高い熱安定性を示した。しかしながら,フェノール末端基の分解に起因して,150~250°C(Td5:215~235°C)で,わずかな減量(6.9~9.8%)を観察した。この記事では,フェノール性不純物の痕跡が,どのようにして純粋なベンゾオキサジン単量体およびその対応する高分子の熱的性質を変えることができるかについての洞察も与えた。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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