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J-GLOBAL ID:201602280928446849   整理番号:16A1349214

日本におけるRhizoctonia地上部枯損によって引き起こされるダイズの遅発葉老化の生起

Occurrence of Delayed Leaf Senescence of Soybean Caused by Rhizoctonia Aerial Blight in Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 201-208(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: Y0175A  ISSN: 0021-3551  CODEN: JARJA9  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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2004年に,日本の広島県で水田でイネの後植えられるダイズに及ぼすRhizoctonia地上部枯損の突然発症は,関連遅発葉老化(DLSまたはグリーン幹/豆類症候群)でもあった。単離したRhizoctonia solaniを,菌糸融合群AG-1 IAとして特徴づけた。そしてそれは,イネ紋枯病を引き起こしているR.solaniのものと同一だった。地上部枯損とダイズDLS,それは日本における問題点でもあるが,の間の相関を,ダイズ植物に関するイネ紋枯病病原体の野外播種試験を通して調べた。若干のプロットにおいて,殺真菌薬(アゾキシストロビン,フルトラニルまたはバリダマイシンA)を,播種の後ダイズ葉の上で散布した。さらに,若干のプロットは病気を促進するためによくあるオーバヘッド潅漑を受けた。病気およびDLSの高発生率が,殺真菌薬の利用なしで,接種されてしばしば潅漑されたプロットに存在した。殺真菌薬なしで,非接種の対照プロットにおけるものより,病気にかかったダイズからの産出は,12-35%低くあった。病気からDLSおよび産出消失を制御する際に,上述の殺真菌薬スプレーは,効果的だった。イネ紋枯病病原体によって引き起こされるダイズのRhizoctonia地上部枯損が,ダイズDLSの原因の少なくともひとつであることを,このように明らかに示した。頻繁な降雨は,病気および帰着するDLSを促進しそうである。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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豆類  ,  菌類による植物病害  ,  微生物に対する農薬 
引用文献 (28件):
  • Arai, M. et al. (2000) Severe occurrence of Rhizoctonia aerial blight of soybean in Joetsu area of Niigata Prefecture. Hokuriku Byougaichuu Kenkyuu Kaihou (Proceedings of the Association for Plant Protection of Hokuriku), 48, 64 [Abstract in Japanese].
  • Arakawa, M. & Inagaki, K. (2014) Molecular markers for genotyping anastomosis groups and understanding the population biology of <i>Rhizoctonia</i> species. <i>J. Gen. Plant Pathol</i>. <b>80</b>: 401-407.
  • Atkins Jr., J. G. & Lewis, W. D. (1954) Rhizoctonia aerial blight of soybeans in Louisiana. <i>Phytopathology</i> <b>44</b>:215-218.
  • Bernardes de Assis, J. et al. (2008) Divergence between sympatric rice- and soybean-infecting populations of Rhizoctonia solani anastomosis group-1 IA. Phytopathology 98, 1326-1333.
  • Boethel, D. J. et al. (2000) Delayed maturity associated with southern green stink bug (Heteroptera: Pentatomidae) injury at various soybean phenological stages. J. Econ. Entomol. 93, 707-712.
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