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J-GLOBAL ID:201602281067553484   整理番号:16A0322111

スパイク蛋白質の受容体結合ドメインを標的とするMERS-CoVに対するヒト中和抗体【Powered by NICT】

A humanized neutralizing antibody against MERS-CoV targeting the receptor-binding domain of the spike protein
著者 (15件):
資料名:
巻: 25  号: 11  ページ: 1237-1249  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2561A  ISSN: 1001-0602  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新興中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)はヒトにおける重篤および致命的な急性呼吸器疾患を引き起こす可能性がある。世界的な努力にもかかわらず,将来の関連するパンデミックの可能性を除外することはできない。効果的な対策の開発が急務である。mer cov特異的抗ウイルス薬またはワクチンはまだ入手できない。マウスを免疫するMERS-CoV(MERS-RBD)のスパイク受容体結合ドメインを用いて,2種の中和モノクローナル抗体(mAb)を同定し4C2とcatabody2E6。両mAbは強力にMERS RBDと結合し,高い有効性とin vitroウイルス侵入を妨害する。著者らはさらに,FabフラグメントとRBDの間の複合体を結晶化させてそれらの中和のメカニズムを調査し,4C2Fab/MERS RBD複合体の構造を解析した。構造は4C2はMERS RBDにおける受容体結合フットプリントと部分的に重複するエピトープを認識することを示した,それ故立体障害と界面残基の競合の両方によるウイルス/受容体相互作用を妨害する。catabody2E6も受容体結合を阻害すると,MERS RBDへの結合に対する4C2と競合する。構造に基づいて,著者らはさらにのみパラトープ残基を保護するとヒト免疫グロブリン由来の対照物と残りのアミノ酸を置換することによって4C2。ヒト化4C2(4C2h)抗体は親マウス抗体に類似していた中和活性と生化学的特性を維持した。最後に,4C2hは有意にMERS-CoVに感染したAd5hCD26形質導入されたマウスの肺でのウイルス力価を減少するために,従って,臨床における予防および治療のための有望な薬剤を表現できることを示した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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細胞生理一般 

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