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J-GLOBAL ID：201602281157187767   整理番号：16A1330641

中国におけるBtイネおよびBtトウモロコシの開発とその標的害虫防除における有効性

Development of Bt Rice and Bt Maize in China and Their Efficacy in Target Pest Control

著者 (4件)： LIU Qingsong (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Beijing, CHN) ,  HALLERMAN Eric (Virginia Polytechnic Inst. and State Univ., VA, USA) ,  PENG Yufa (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Beijing, CHN) ,  LI Yunhe (Chinese Acad. of Agricultural Sci., Beijing, CHN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 17  号： 10  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年10月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 米とトウモロコシは重要な穀物であり,中国の主食,飼料,産業資材として利用されている。これら作物の生産を阻害する多くの要因が存在するが,そのうち害虫は重要なものである。鱗翅目(Lepidopteran)の害虫は,作物にとって毎年莫大な収量損失を引き起こす。これらの害虫を防除するために,中国は作物への遺伝子工学(GE)の開発と応用において積極的な役割を果たし,土壌細菌Bacillus thuringiensis(Bt)からの殺虫性タンパク質を発現する数十種のGE米およびGEトウモロコシ系統が開発されている。中国で開発されたBtイネおよびBtトウモロコシ系統の大部分は,イネの主要な標的鱗翅目害虫(Chilo suppressalis,Scirpophaga incertulas,Cnaphalocrocis medinalis)およびトウモロコシの害虫(Ostrinia furnacalis))の効果的な防除を示しており,本方法の明るい見通しを示していることが実験室および野外実験によって示された。しかし,これらのBt系統はまだ2016年には商業的に活用されていない。中国におけるBt米およびBtトウモロコシの開発および適用に関しては,議論の最中である。本論文は,中国の研究者がBt作物の研究開発について学ぶためのコンテキストを提供し,この分野における今後の作業について光を当てるかもしれない。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 中華人民共和国 ,  *イネ ,  *トウモロコシ ,  *害虫防除 ,  鱗翅類 ,  遺伝学 ,  Bacillus thuringiensis ,  組換 ,  ニカメイガ ,  メイガ科 ,  アワノメイガ ,  細菌毒素 ,  毒素タンパク質
準シソーラス用語： Chilo suppressalis ,  Cnaphalocrocis medinalis ,  Cry蛋白質 ,  Ostrinia furnacalis ,  遺伝子工学 ,  遺伝子組換

分類 (3件)： 稲作  (FC03020C) ,  トウモロコシ  (FC03034D) ,  分子遺伝学一般  (EC02010J)

タイトルに関連する用語 (8件)： 中国 ,  BT ,  イネ ,  Btトウモロコシ ,  開発 ,  標的 ,  害虫防除 ,  有効性