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J-GLOBAL ID:201602281486478839   整理番号:16A0625633

環境中の薬物:地球規模の存在と展望

Pharmaceuticals in the environment-Global occurrences and perspectives
著者 (7件):
資料名:
巻: 35  号:ページ: 823-835  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: A0978B  ISSN: 0730-7268  CODEN: ETOCDK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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薬物は先進工業国の環境中に広く存在することが知られている。発展途上国でも近年,より多くのモニタリング結果が入手できるようになってきているが環境濃度の測定値(MECs)の簡潔な描写はまだできない。1016の原著論文と150の総説記事の包括的文献レビューにより,世界中で報告されている表層水,地下水,水道水/飲料水,肥料,土壌及び他の環境媒体中のヒト用及び家畜用の医薬物質のMECsを収集し包括的データベースにまとめた。データソースが不均質であるため,簡単なデータの質の評価を行った。このデータベースから,薬物もしくはその変換産物は全大陸を網羅する71か国の環境で検出されていることを明らかにした。次にこれらの国を国連(UN)が採用している5つの地域にグループ分けした。合計で631の医薬物質がそれぞれの分析手法の検出限界以上のMECsで検出されているとともに,明確な地域パターンがあることが明らかになった。16の物質が5UN地域のそれぞれで検出された。例えば抗炎症剤ジクロフェナクは50か国の環境媒体で検出されており,いくつかの場所で測定された濃度は最大無作用濃度の予測値を超えていた。地域的には産業,病院,農業及び養殖からの排出も重要ではあるが,都市廃水が世界中で薬物の主要な排出経路であるようだ。薬物はその環境への排出並びに環境での存在を防除,削減,管理するための多様な利害関係者アプローチ(例えばUN環境プログラム「国際的化学物質管理に関する戦略的アプローチ」の下で議論されているアプローチ)を必要とする地球規模の問題であると結論した。Copyright 2016 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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環境汚染一般  ,  その他の汚染原因物質  ,  環境衛生,公害対策一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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