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J-GLOBAL ID：201602282286163261   整理番号：16A0534173

ブラックホール-中性子星合体の高分解能電磁流体力学シミュレーション: 質量放出と短γ線バースト

High-resolution magnetohydrodynamics simulation of black hole-neutron star merger: Mass ejection and short gamma-ray burst

著者 (7件)： KIUCHI Kenta (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SEKIGUCHI Yuichiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SEKIGUCHI Yuichiro (Toho Univ., Chiba, JPN) ,  KYUTOKU Koutarou (RIKEN, Saitama, JPN) ,  SHIBATA Masaru (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TANIGUCHI Keisuke (Univ. Ryukyus, Okinawa, JPN) ,  WADA Tomohide (Tsukuba Univ. Technol., Tsukuba, JPN)
資料名： YITP  (YITP)
号： 15-132  ページ： 8P  発行年： 2015年09月03日 
JST資料番号： L0911B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ブラックホールと磁化中性子星連星の合体に対して,日本のスーパコンピュータ「京」上での高分解能数値相対論シミュレーション結果を報告した。潮汐攪乱の支配下にあり,引き続き有質量降着トーラスを形成する連星に注目した。熱駆動を受けるトーラス風の発射と,それに続くトーラス上の漏斗壁の形成と,平行化ポロイダル磁場を持つ磁気圏と,高いBlahdford-Znajek光度を見いだした。この描像を初めて自己無撞着シミュレーションで示した。非軸対称磁気旋光不安定性と降着トーラス内部のKelvin-Helmholtz不安定が引き起こす乱流状運動は,質量降着を駆動し降着エネルギーと熱エネルギーに転換し,強風の生成をもたらす作用因子として働く。徹底した分解能研究により,このような描像を引き出すには高分解能が本質的であることを明らかにした。r過程元素合成や放射的動力過渡放出と短γ線バーストへの関連を論じた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *合体 ,  *ブラックホール ,  *中性子星 ,  高分解能 ,  計算機シミュレーション ,  電磁流体力学 ,  *一般相対論 ,  スーパコンピュータ ,  連星 ,  降着円盤 ,  ポロイダル磁場 ,  磁気圏 ,  r過程 ,  γ線バースト ,  ブラックホール合体 ,  数値相対論 ,  MHDシミュレーション ,  計算機利用 ,  利用
準シソーラス用語： 質量放出 ,  電磁流体力学シミュレーション ,  Kelvin-Helmholtz不安定 ,  磁気旋光

分類 (2件)： 恒星  (DB05000P) ,  一般相対論及び重力理論  (BA07030F)

タイトルに関連する用語 (6件)： ブラックホール ,  中性子星合体 ,  高分解能 ,  電磁流体力学シミュレーション ,  質量放出 ,  γ線バースト