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J-GLOBAL ID：201602282412669501   整理番号：16A1218433

既存木造住宅の耐震・省エネ改修の同時施工によるコストメリットに関する研究

A STUDY ON THE COST EFFECTIVENESS OF SIMULTANEOUS IMPLEMENTATION OF SEISMIC REINFORCEMENT AND ENERGY-SAVING RENOVATION FOR EXISTING WOODEN HOUSING

著者 (5件)： 佐藤一郎 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  田中英紀 (名古屋大) ,  山内祐子 (名古屋大) ,  山内祐子 (中部電力) ,  奥宮正哉 (名古屋大 大学院環境学研究科)
資料名： 日本建築学会環境系論文集  (Journal of Environmental Engineering (Transactions of AIJ))
号： 729  ページ： 1035-1045  発行年： 2016年11月30日 
JST資料番号： L4761A  ISSN： 1348-0685  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 昭和55年以前に温暖地域に建設されたモデル木造住宅について,耐震及び省エネルギー同時改修によるコストメリットを検討した。それぞれ補強部位,内部施工・外部施工の別,同時施工想定等の組合せを変化させた改修案,また部分改修による工事費を試算した。その結果,1)全体改修の場合,壁補強を内部から施工する耐震改修と外皮全体を内張断熱で内部から施工する省エネ改修の組合せが同時施工のコストメリットが高いこと,2)一般的な耐震改修と個室のみの省エネ部分改修も有効なこと,3)エネルギー削減効果と共に温熱環境改善に伴う健康維持がもたらす間接的便益により,改修費用がより現実的になること,等の知見を得た。

シソーラス用語： *木造住宅 ,  *耐震補強 ,  *改修 ,  内断熱 ,  経済効果 ,  費用効果分析 ,  温熱環境 ,  利益 ,  健康管理 ,  *省エネルギー改修 ,  間接便益 ,  省エネルギー技術 ,  費用対効果 ,  分析 ,  節約
準シソーラス用語： 省エネルギー ,  コストパフォーマンス ,  健康維持

分類 (1件)： 建築物の維持・管理  (RB01020X)

引用文献 (25件)：

• 1) 鳴海大典、植本孝広、下田吉之、村上周三:住宅における省エネルギー対策評価とネットゼロエネルギー達成可能性の検討,日本建築学会環境系論文集 第76巻 第666号,pp665-672,2010.8
• 2) 総務省統計局 平成25年住宅土地統計調査結果
• 3) 住生活基本計画(全国計画)(平成28年3月18日閣議決定)
• 4) 社会資本整備審議会住宅宅地分科会(平成27年4月21日)資料 統計データ、事業者アンケート等により推計(平成24(2012)年)
• 5) 青笹健、秋元孝之、清家剛、鷲崎桃子、太田仁子:既存建物の補助事業を活用した省エネルギー改修の実態に関する調査研究, 日本建築学会技術報告集 Vol. 18 No. 39 pp627-632, 2012.6

タイトルに関連する用語 (6件)： 既存木造住宅 ,  耐震 ,  省エネ ,  改修 ,  施工 ,  研究