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J-GLOBAL ID：201602283038911367   整理番号：16A0556031

物体輪郭を再現する境界拡張テクスチャ合成法

Boundary Expansion Texture Synthesis for Reconstructing Object Contours

著者 (3件)： 越後谷勇介 (岩手大 大学院工学研究科) ,  横山俊希 (岩手大 大学院工学研究科) ,  藤本忠博 (岩手大 大学院工学研究科)
資料名： 芸術科学会論文誌(Web)  (Journal of the Society for Art and Science (Web))
巻： 15  号： 2  ページ： 86-97 (WEB ONLY)  発行年： 2016年06月15日 
JST資料番号： U0124A  ISSN： 1347-2267  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ユーザがテクスチャ合成を制御する手法として提案されたユーザ制御テクスチャ合成は,ユーザが描いた目的画像に合わせて入力テクスチャ(入力画像)から出力テクスチャ(出力画像)を合成する。入力画像に物体と背景が含まれている場合,通常,ユーザ制御テクスチャ合成では,入力画像上の物体と背景の画素を同等に扱い,物体の輪郭を意図的には考慮しない。そのため,入力画像上の物体の画素領域だけを対象として異なる背景に対して合成を行いたい場合,ユーザが目的画像上におおまかに描いた物体の輪郭に合わせて入力画像上の物体の特徴的な輪郭を出力画像上に再現することは難しい。そこで,本研究では,境界画素と境界距離を用いた最適な入力画素の評価により,目的画像上の物体輪郭を適切に拡張し,入力画像上の物体輪郭を意図的に再現する手法を提案する。(著者抄録)

シソーラス用語： *輪郭 ,  境界 ,  拡大 ,  合成 ,  *画像合成 ,  アルゴリズム ,  画素 ,  重みづけ ,  カラー画像 ,  画像補正 ,  *画像 ,  画像処理アルゴリズム
準シソーラス用語： *テクスチャ ,  テクスチャ合成 ,  拡張

分類 (1件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I)

引用文献 (23件)：

• A. A. Efros and T. K. Leung, Texture Synthesis by Non-parametric Sampling, Proc. of IEEE International Conference on Computer Vision 1999, vol. 2, pp. 1033-1038, 1999.
• L. Wei and M. Levoy, Fast Texture Synthesis using Tree-Structured Vector Quantization, Proc. of ACM SIGGRAPH 2000, pp. 479-488, 2000.
• M. Ashikhmin, Synthesizing Natural Textures, Proc. of ACM Symposium on Interactive 3D Graphics 2001, pp. 217-226, 2001.
• X. Tong, J. Zhang, L. Liu, X. Wang, B. Guo, H. Shum, Synthesis of Bidirectional Texture Functions on Arbitrary Surfaces, Proc. of ACM SIGGRAPH 2002, pp. 665-672, 2002.
• B. Guo, H. Shum and Y. Xu, Chaos Mosaic: Fast and Memory Efficient Texture Synthesis, Microsoft Research TechReport, MSR-TR-2000-32, 2000.

タイトルに関連する用語 (5件)： 物体 ,  輪郭 ,  境界 ,  拡張 ,  テクスチャ合成