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J-GLOBAL ID：201602283148975420   整理番号：16A0559112

健康なボランティアにおけるR-α-リポ酸/γ-シクロデキストリン複合体の生物学的利用能

Bioavailability of an R-α-Lipoic Acid/γ-Cyclodextrin Complex in Healthy Volunteers

著者 (12件)： IKUTA Naoko (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  OKAMOTO Hinako (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  OKAMOTO Hinako (CycloChem Bio Co., Ltd., Kobe, JPN) ,  FURUNE Takahiro (CycloChem Bio Co., Ltd., Kobe, JPN) ,  UEKAJI Yukiko (CycloChem Bio Co., Ltd., Kobe, JPN) ,  TERAO Keiji (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  TERAO Keiji (CycloChem Bio Co., Ltd., Kobe, JPN) ,  UCHIDA Ryota (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  IWAMOTO Kosuke (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  MIYAJIMA Atsushi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  HIROTA Takashi (Tokyo Univ. Sci., Chiba, JPN) ,  SAKAMOTO Norihiro (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 17  号： 6  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年06月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： R-α-リポ酸(R-LA)は,ミトコンドリア酵素の共同因子で,非常に強い抗酸化剤である。R-LAは機能性食品成分として使われるが,熱または酸に対して不安定である。 安定化したR-LAはγ-シクロデキストリン(CD)との複合体形成を通して調製され,R-LA/CDを与えた。R-LA/CDは6人の健康なボランティアに経口投与され,最大血漿濃度と半減期に達する時間は異ならなかったけれども,非複合体型のR-LAの経口投与後よりも2.5倍高い血漿濃度-時間曲線下面積を有する高い血漿濃度を示した。さらに,R-LA/CD又はR-LAの単一経口投与後の血漿グルコース濃度も影響を受けず,副作用は観察されなかった。これらの結果はR-LA/CDが腸に簡単に吸収され得ることを示した。結論として,γ-CD複合体形成は,R-LAのような機能的であるが不安定な成分を輸送する有望な技術である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *酸化防止剤 ,  ヒト ,  バイオアベイラビリティ ,  血中濃度-時間曲線下面積 ,  経口吸収 ,  カルボン酸 ,  硫黄複素環化合物 ,  シクロデキストリン
準シソーラス用語： 経口バイオアベイラビリティ

分類 (1件)： 動物の代謝と栄養一般  (EJ02031R)

物質索引 (2件)： (R)-α-リポ酸 ,  γ-シクロデキストリン

タイトルに関連する用語 (5件)： ボランティア ,  リポ酸 ,  シクロデキストリン ,  複合体 ,  生物学的利用能