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J-GLOBAL ID:201602283616949349   整理番号:16A0840084

OPU-IVFによる効率的な胚の生産 超音波画像診断装置を用いた経腟採卵による体外受精胚の作出技術

著者 (1件):
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巻: 34  号:ページ: 18-22  発行年: 2016年09月01日 
JST資料番号: X0148A  ISSN: 0912-1501  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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経腟採卵(OPU)は,超音波画像診断装置で卵巣内の卵胞を画像として確認しながら直接卵子を吸引採取する技術である。牛では体外成熟培養系がある程度確立されていることから,未成熟卵子の採取を主にターゲットとしている。採取される卵子数については,固体または発情周期によって卵巣内細胞の数は変化することが知られており,OPU実施時に卵巣内に卵胞が多数存在すれば,より多くの未成熟卵子の採取が可能となる。牛において未成熟卵子の採取は1週間間隔で実施可能であるが,3日あるいは4日間隔でも実施可能なことが報告されており,効率的な胚生産が可能である。この場合,採取された卵子は体外成熟・体外受精・体外培養という一連の作業を必要とし,胚の作出までは1週間程度を要する。また,牛でも体内成熟卵子を用いた場合の胚盤胞への発生率は約60%と高率であることが報告され,試験的に実施されている。牛の生産頭数が減少していることから,効率よく子牛を生産するためには胚移植技術が不可欠である。OPU技術を用いることで様々な雌牛から卵子を採取し,IVFすることで受精胚を増産することが可能であり,これは今後さらに期待される技術である。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
繁殖管理  ,  牛 

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