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J-GLOBAL ID:201602284380027924   整理番号:16A1133692

in situ水酸化アルミニウム含浸による,ケナフ繊維強化複合材の特性向上

Property enhancement of kenaf fiber reinforced composites by in situ aluminum hydroxide impregnation
著者 (5件):
資料名:
巻: 79  ページ: 131-136  発行年: 2016年01月 
JST資料番号: W0732A  ISSN: 0926-6690  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,ケナフ繊維強化複合材の機械特性及び耐水性改善を目的に,水酸化アルミニウム無機ナノ粒子を用いての真空含浸工法について検討した。水酸化アルミニウムの含浸法については,新しい含浸法として,アルカリ浸漬と水酸化アルミニウム負荷を行う2段階法を用いた。アルカリ浸漬を終えた段階で,ケナフ繊維のセルロース含量は,94.2%に達し,灰分含量は,2.7%であった。また,引張強度,各繊維の弾性係数は,それぞれ810MPaと13.5GPaであった。2.2%水酸化アルミニウムで処理した場合,複合材の弾性係数,破壊係数,縦弾性係数,引張強度は,それぞれ67.2%,55.7%,32.5%,36.3%上昇した。また,24時間水浸漬を行った場合の膨張率が,19.7%から6.3%まで低下し,コンディショニング及び水浸漬を行った後の水分含量が,それぞれ5.8%から1.9%及び18.3%から6.6%まで低下した。本研究結果から,ケナフ強化複合材は,自動車に使うガラス繊維複合材の代替えとして利用可能であると考察された。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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繊維改質  ,  ゴム・プラスチック材料  ,  ゴム・プラスチック材料 
タイトルに関連する用語 (4件):
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