抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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交差ビーム装置を使い1-電子捕獲反応のために相対的状態選択微分断面積(DCSs)を測った。研究所フレームで研究した散乱角度θは,~3.0から22°に亘り,そして,研究所衝突エネルギーE
labは,33電子ボルトであった。移転励起プロセス,すなわち,発射体の同時励起による電子捕獲反応だけが観察された。以下の反応のためにDCSsを決定した:N
3+(1s
22s
2 1S)+He(1s
2 1S)→N
2+(1s
22s2p
2 2D)+ He
+(1s 2s)+ 10.3eV,O
3+(1s
22s
22p
2P)+ He(1s
2 1S)→O
2+(1s
22s2p
3 3 P)+ He
+(1s
2s)+ 12.7eV,そして,O
3+(1s
22s
22p
2P)+ He(1s
2 1S)→O
2+(1s
22s2p
3 3D)+ He
+(1s 2s)+ 15.5eV。N
3+ーHeシステムで,反応のためのDCSsは,質量中心角度θcm = 0でゼロであり,そして,特定の角度でピークを示しより大きい角度で肩を示す。O
3+-Heシステムで,DCSsは,再びθcm = 0のでゼロである。O
2+(1s
22s2p
3 3P)状態への捕獲プロセスは主により少ない散乱角度で観察される,そして,O
2+(1s
22s2p
3 3D)状態への反応は,散乱角度を上昇させることで支配的になる。(NHe)
3+の初めからのポテンシャルに基づく二状態近似内の古典的な軌道解析は2-電子プロセスの移転励起が関連ポテンシャルの単一交差を通して起こることを明らかにした。(翻訳著者抄録)